International headphone music festival : Le Placard JP


About Le Placard - プラカーについて

headphone concerts for headphone people ... !

Placard(プラカー)は、パリに本拠を構えるBuro - そしてdiscomとして知られるErik Minkkinenが主催するヘッドフォン・ミュージック・フェスティバルです。1998年から継続してパリ(フランス)を中心に世界中で開催されているこのフェスティバルでは、会場にスピーカ等は無く、観客はヘッドフォンでライブ演奏を聴きます。

この音楽フェスティバルは、ロンドン、モントリオール、パリ、ブリュッセル、バルセロナなど世界中を巡回しています。東京でも2002年より、個人が主催し毎年開催されてきました。それぞれの都市でヘッドフォン・パーティが一定期間(2003年度の東京の開催では36時間)開催されます。その後イベントは次の都市へと移されます。この音楽フェスティバルはそのように毎年3ヶ月程度の期間続き、観客に連続した体験を与えることを目指しています。

各地、24時間以上になるプログラムははじめから決められている訳ではなく、ミュージシャン達のインターネットからの自発的な登録により、随時更新されて行きます。演奏内容に制限は無く、審査も無いので、趣味で音楽を作っている人からプロとして活躍している人まで様々な人が参加して来ます。そこで聞く事のできる音楽も、コンピュータやシンセサイザーによる電子音楽# #、DJ、マイクを通したギターや歌等の生演奏# #、映像上映#、果てはライブペインティング#やダンス# #まで非常に広い範囲に渡り、非常にユニークな組み合わせが出来上がって行きます。また、当日のフェスティバルの模様はインターネットでも中継され、世界中の会場で共有されます。そこではインターネットを使って各国の参加者と会話をすることもできます。

2005年度には、ベルリンで開催されたメディアアートフェスティバルtransmedialeでのプレビューを始め、カナダでのアートフェスティバルMutekでもオープニングを飾りました。日本では、2004年度の代々木公園(東京都渋谷区)での国際的にも例のなかった屋外での開催や、2005年度には古いホテルを改築して運営しているHotel CLASKA(東京都目黒区)での屋上での開催等、通常ヘッドフォンの用いられることの少ない場所での開催 - 真夏にヘッドフォンをかぶった観客が大勢居るという、奇妙で、そして魅力的な風景を作り出す事 - により世界でも独自の発展をしてきています。また、Webマガジンhotwiredでとりあげられたり、電子音楽に関する情報を集めたWebサイトtraksyでの主催者のインタビュー等、国内でも徐々にその知名度を上げてきています。

世界各都市に散らばったMusience(Musician + Audience)達は、同じ時間に同じ音楽へと対しヘッドフォンをかぶり、インターネットを通じて、そこに起こっている一つの状況そのものへと耳を澄ませるのです。

About Le Placard JP - 今年度のLe Placard JP

i can connect with you, headphone...

これまで日本では、東京をベースとしたPlacard Tokyoや名古屋を中心に行われたmobil placardなど、比較的大きい規模でいわゆるフェスティバル的に開催してきましたが、本来プラカーとは左に書いたようにもっとオープンなものであるべきだと考えています。

もっと簡単にやりたい人がやりたいようにやっていい。そして、そこで様々な可能性が生まれてくればいい、そう思うのです。
プラカーの形態としても、もちろん通常のパーティのように開催していただいても構いませんし、もし、あなたがイベントを持っているのならそのひとシリーズとしてでもいいのです。もっと、プライベートなホームパーティをプラカーとして開催してもらってももちろんウェルカムです!

プラカーに出演したい人オーガナイズすることに少しでも興味のある人、そして、ちょっと手伝ってみたいという人も下のリンクから詳細にお気軽にアクセスしてみてください。

是非、みんなでプラカーを盛り上げていきましょう!